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h28参院選・山田太郎得票数データ(ほぼ全市区町村)

 とりあえず作ってみたので置いておきます。
 今回の参院選で、山田太郎さんが全国の各市区町村で獲得した票数の一覧です。

 ※群馬県のみ県の選管に詳細な情報がなかったため、分かる範囲でのリストになってます。
 ※作成段階でのデータですので、票数の訂正等で若干変化する可能性があります。


 ダウンロードはこちらから→http://www1.axfc.net/u/3691779
 (ちょっと面倒ですけどすいません。パスワードはありません)


 なお実際の画面はこういう感じです(エクセルデータ)。

 mihon.jpg


 もし間違いとか訂正があったら教えていただければありがたいです。

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じゃあ結局山田太郎(と各政党)はどうすればよかったんだ?という話

 参院選終わりましたね。
 山田太郎さん、残念でした。

 もう様々なメディアやブログ、twitter(togetter)なんかで色んな意見・分析がなされているところですが、割と印象で言ってる部分があるんじゃないの?という気もします。

 ということで、非常に簡単なデータではありますが、実際の得票数などを見て「今回の選挙で山田太郎候補が当選した可能性」を探ってみたいと思います。

 表を作成しましたので、こちらを見ながらだと分かりやすいと思います(エクセルデータです)。
  →http://www1.axfc.net/u/3690993
 (ブログに直接アップできればよかったんだけどなあ……)

 方法は以下の通り。
 ①山田太郎が新党改革以外の政党に所属したと仮定し、実際の政党得票数に山田太郎の得票数(291,188)を合計。
 ②合計票数を1,2,3,……で割り算し、その解に基づいて議席を配分する(ドント式)
 ③各党の獲得議席数がどうなるか検討する
 ④参考として、②の解が100万票以上になる場合に「補欠当選の可能性」としてピックアップする

 なお、実際の結果は以下の通り。

 ①自  民 : 2011万4788票 19議席
 ②公  明 :  757万2960票 7議席
 ③維  新 :  515万3584票 4議席
 ④こ こ ろ :   73万4024票 0議席
 ⑤民  進 : 1175万 965票 11議席
 ⑥共  産 :  601万6195票 5議席
 ⑦社  民 :  153万6238票 1議席
 ⑧生  活 :  106万7300票 1議席
 ⑨改  革 :   58万 653票 0議席
 ⑩幸  福 :   36万6815票 0議席
 ⑪怒  り :   46万6706票 0議席
 ⑫支持なし:   64万7071票 0議席

 また、補欠1位は維新、補欠2位は自民、補欠3位は共産

 これらの得票数に山田得票数を足して、何議席獲得できるかを検討するわけです。
 で、結果は以下の通り。

 1)自民・公明・共産・社民・生活の場合
  獲得議席・補欠候補順位に変化はない。当選。
  なお、共産・社民・生活ではトップ当選、社民・生活では本人のみ当選。

 2)幸福・怒り・支持なしの場合
  獲得議席・補欠候補順位に変化はない。落選。

 3)維新の場合
  維新が1議席加え、5議席獲得する。トップ当選。
  生活は0議席となる。
  補欠候補順位は1位:生活、2位:自民、3位:共産

 4)こころの場合
  獲得議席に変化はない。落選。
  補欠候補順位は1位:維新、2位:こころ、3位:自民、4位:共産

 5)民進の場合
  獲得議席に変化はない。トップ当選。 
  補欠候補順位は1位:維新、2位:自民、3位:民進、4位:共産

 ということでありました。
 自民・公明・維新・民進・共産・社民・生活のいずれかからの立候補であれば当選ということですね。
 ただし議席に影響を与えるものではありません。
 維新から出馬した場合のみ、維新が1議席多く獲得し、生活が議席を失います。

 結果論だけだと、維新に合流した時、本人の希望通りに比例代表にしてくれていれば政党にとってもプラスになっていたのに、という非常に惜しいところです。今更言っても詮無いですが。

 ところで、実際にそれぞれの党に所属できるか、というのは難しい問題です。
 自民・民進などの大政党・極大政党であれば獲得議席にはほぼ影響を与えませんし、支持団体など利害関係の調整が難しそうです。
 逆に社民・生活・こころなどの極小政党では1議席獲得できるか微妙なところであり、また党を代表するとは言えない人物に議席を与えることになるのをよしとするかという問題があります。
 公明・共産・幸福はそれぞれ強固な組織がありますし、怒り・支持なしはそもそも問題外です。

 やはり維新のような中小政党であればこそ、本人と政党にとって実りある結果になると言えるでしょう。
 そもそも表現規制問題以外の思想信条として、過去の所属党(会派)等からするとリベラル保守くらいの立ち位置と思われますので、まさにちょうどいい……というところでした。
 でも調整がうまくいかなかった。
 結局、30万票程度の個人票はすごいけれども、どの党でも持て余しそう……ということです。
 割と印象通りというか、引く手あまたということではないだろうなあというくらいですかね。

 なお、実際に各党から立候補した場合、それぞれの戦略・戦術や有権者の考え(政党の好き嫌いなど)によって得票数に変化があるものと思います(おそらく減る)。
 なので、あくまで今回の結果からみただけの参考値ということでよろしくお願いします。

 今後も政治活動を続けるとして、当選の可能性が高いものとしては、
 ・維新から立候補するとき。
 ・自民・民進などの大政党が明らかに劣勢でできるだけ票が欲しいというとき。
 ・社民・生活などがどんな形であれ政党名を残したいというとき。
 というところでしょうか。

 この件についてはまだちょっと考えるところがありますが、かなり長くなってしまったので明日以降にします。
 ひとまずここまで。

「金曜ブジオ!」第18回のまとめのようなもの

 これまで、唐沢俊一が「萌え」と「ツンデレ」をどう語っているかについて見てきました。
 今回はそれ以外で気になったところなどについて軽く。

小林「あの、衣装っていうのは全部……」
声「あっ、手作りですー」
唐沢「そうなんですよー」
小林「手作りなんですか?」
唐沢「だから、コスプレをするっていうのはね、ホントに手先が器用でないとできない」
(この後、中野貴雄も地獄大使みたいなコスプレ衣装を作るのに自分でミシンをかけている、という話に)

 邪道なのかもしれないけど、当時だってコスパとかあったのでは。
 まぁ、地獄大使とか、声のするようなコスプレ衣装(このときはホモホモ7)はないと思うけど。

(エンディング)
小林「いっぱい勉強できました」
唐沢「はい。ホントに勉強勉強勉強という形で、一生勉強でございます、はい」

 本当にそうですね。いい言葉です。
 続いて当時の裏モノ日記より関連情報。

(前略)明後日のブジオの件で進行、いろいろ頭をヒネる。テーマは“萌え声”なのでどう演出するか。
(2006年2月1日)

 確かに「萌え声」がテーマなら、番組の内容はそれほどはずしていないと思う(萌えとツンデレの理解は別として)。
 ただ、「テーマは萌えです」と言われたのをこう変換してしまった可能性はあるかもしれない。

 とりあえず第18回についてはこんな感じですね。
 ブジオはあんまり話題になってなかったので頑張ってみました。

 最後に、本編とは関係ないですが裏モノ日記読んでたら出てきた記述。

(オタク大賞のエンディング)
最後は全員が壇上に並んで。今年は大賞とかの選出はナシ、という予定だったがそれも寂しい、というのでアキバ系、もしくは『秋葉原』にしようと東海村さんと提案。あと、触れられなかったポイントで、アニメやマンガをアカデミズムが取り込もうという動きの活発化があり、これの典型例として『テヅカ・イズ・デッド』という労作があり、ここでいわゆる地場のオタクとの拮抗が生まれれば面白いと思っていろいろ論争をしかけようとしても乗ってこないのは、向こうが関係を断絶して棲み分けようとしているからなのか、ということを言いかけたときに壇上にアカギくんが乱入、一方的に
「僕の書いた『テヅカ・イズ・デッド』批判!」
と、プリントしたものを押し付けて去る。相変わらずであることよ。

終わって、持っていった同人誌も順調にハケて完売、楽屋で“さっきの誰です?”“あれ、アカギくんですよ”“ああ、あれが名物の”“彼の出ているAV、面白いよねえ”“なんべんネタにしたことか”などと話す。小川さんはアカギくんのことを人に説明するとき、
「唐沢なをきのマンガの登場人物が実際に目の前に現れたような人」
と言うそうだ。
(2006年1月31日)

 karasawafanさんのとこに載ってなかったので、一応。

関連 唐沢俊一の語る「ツンデレ」
    唐沢俊一が語る「萌え」

唐沢俊一が語る「萌え」

 この前書いた『唐沢俊一の語る「ツンデレ」』の続きです。
 今回は残りの部分、唐沢俊一の語る「萌え」について見ていきましょう(一部ツンデレあり)。
 萌えはツンデレに比べて色んなところで語ってそうですが、まぁその中の一つということで。

 「金曜ブジオ!唐沢俊一の私のまわりは鬼ばかり」第18回(2006年2月3日放送)より。
 「小林」は、一緒に番組をやっていたTBSアナウンサー(当時)の小林麻耶さんです。

小林「(前略)それでは早速今夜のゲスト一人目の方に入っていただきましょう。『萌え~』担当の声さんです」
(中略)
小林「あのー、いつもゲストの方にうかがってるんですが、唐沢先生との関係は?」
声「関係?」
小林「はい」
声「え、肉体関係とかの関係?」
小林「違う~、そういう関係じゃなくて」
唐沢「こういうことをさ、一切、何ていうか、恥ずかしがらずにつらっと言っちゃって、周りの(聞き取れず)が『恥ずかしい~』って言っちゃうのが萌え~なんだよね~」

小林「あの、萌え~っていうのはやっぱりこう、可愛いな~って思うことなんですか?」
唐沢「そうですね、いわゆるですね、男の人が女性を見ると大体は可愛いなーと思うんだけども、それにはやっぱりある程度、何て言うんですかね、恋愛からさらに、情欲肉欲と言うんでしょうか、ちょっとその生々しいものがどうしても入っちゃうわけですよ、男として、現役のときには」
(中略)
唐沢「えー、何て言うんですかね、情欲とか肉欲っていう形のものを、ある程度持ってはいる、持ってはいるんだけどそれを抑える、僕はよく『寸止めの空手』って言ってるんですけれども、大好きだからといって抱きついたり何だりって言うんじゃなくって、その子の可愛らしい仕草を見て、ポッという風に、男の心のなかに火が燃えるっていうような感じが『萌え』なんですね」

(小林摩耶がこの番組を始めるに当たって、まんだらけに見学に行ったという話を受けて)
声「あーそれ萌えですね~」
唐沢「可愛い女の子がそういう風に努力をして、遙かにその自分の領域とは違う、そういうところにくっ付いてくるって言うかですね、アウェイのところにですね、何とか挑戦しようっていう、その姿勢が萌えっていうのもあります」

唐沢「で、ですね、だからオタクというのは、まずこの萌えでもって、ほにゃ~っという風に柔らかくなる」
小林「ホントなりますね~」
唐沢「でもね、そういうのばっかりかと思うと、今度は、いわゆるしっかりとした女の子に叱られたい。でも本当は僕のことを好きであって欲しいんだけれども、それを僕を甘やかさないで、かえって叱ってくれる、強いお姉さんが」
小林「欲しいと」
※以下、前回の記事に続く(いもコンの辺りです)。

(CD紹介)
唐沢「(前略)萌え声のですね、いわゆる元祖って何だろうと。萌え声、萌えの、起源っていうのはどこにあるか、というですね、萌え考古学で調べてみましたところですね、1930年代のアメリカ」
小林「古いですねー」
唐沢「古いですよー。1930年代のアメリカで、ハッピー・ピアノ・ガールズと言われてる、ピアノ弾きながら語っていた女性歌手の人たちいるんですけども、その中でローズ・マーフィっていう黒人の歌手がいます。この人はですね、当時、ミルクを飲んだ子猫の歌声って言われていたんですね。それでこのローズ・マーフィの声がもとになって、ププッピドゥーのベティ・ブープ、なんていうのが生まれたっていう風に言われています(後略)」
(『ミー・アンド・マイ・シャドウ』が流れる)
(CD明け)
唐沢「声(※)、どうですかこの声」
小林「可愛らしい声ですねー」
唐沢「そうでしょう?まぁ、こういう声が男たちの人気だったっていう時代は、1930年代からずーっとやっぱりあるわけで、今、このオタク文化になったから萌えっていうのができたわけではない、というようなことで、ちょっと教養風に、大人の教養でいってみました」
小林「ありがとうございます」
※ゲストの声ではなくて、口から発せられる声の方。

(萌えとツンデレを実践してみようということで、唐沢俊一考案のテキストをゲストに読んでもらう)
声「福さんは、私のおうちにきてほしいにょ。鬼さんはいやにゃ、ふに~」
(中略)
小林「これが萌えバージョンですね」
唐沢「萌えバージョンですねー。全ての愛を全方向に向ける、というのが萌えバージョンで、はっきり言うと、知らないお兄ちゃんでも何でも、萌えだにょ、っていう風な形で、これが天然なんですよね。だからこそこつんと響くという形のものがありますー。あの全ての人が私のお兄ちゃんだにょという感じでいく(聞き取れず)。にやっ、というのもありますね」
声「にゅ、にゅ」
唐沢「にゃー方式もありますね」
小林「にゃにょ」
唐沢「うん、にゃにょ、っていう形が、にゃににゅにぇにょ、ですね、あります。(後略)」
※唐沢俊一の「にゃ」とか「にょ」とか、聴いていて非常に辛い。

(小林摩耶に萌え声をしゃべらせよう、という流れで)
唐沢「じゃあちょっと、お兄ちゃん、というのをですね、例えば、そうだな、えーと、オタクだと、その、『お兄ちゃん、もう遅いわよ、起きてよ』っていうような、『朝だよ起きてよ』っていう、定番の」
小林「定番なんですか、それ」
児「朝は妹が起こしに来るんですよ」
小林「あー定番なんだ」
児「幼馴染か妹です」
唐沢「萌え起こしというのをですねー、うん」
小林「萌え起こし!?」
唐沢「はい(笑)」
小林「今日は色々単語を学びますね。皆さん、萌え起こしだそうですよ」
唐沢「いや、今私が作った言葉なんですけれども、はい(笑)」

※できるだけ元の形を崩さないようにしましたが、「えー」とか「あのー」とかの部分は省略するなど、読みやすいように書き換えています。

 というわけで、唐沢俊一が「萌え」について語った部分でした。
 萌えとツンデレ以外でも気になるところがあったんですけど、それはまた別に記事にします。

 で、本題の「萌え」についてですが……。
 うーん、どうなんだろう。やっぱり単純に「可愛い=萌え」という理解なのかな。
 でも「寸止めの空手」という表現とか、何とか自分なりに理解しようとしているのかもしれない。
 何か違うような気がするけど。
 あと、「にょ」とか『デ・ジ・キャラット』で止まっているのかと。

 そして「萌え考古学」だそうですよ。
 初めて聞きました。そのうちこういう本出そうですが(意味は違うだろうけど)。
 おそらく世界で唯一の「萌え考古学者」だと思いますので、「萌え考古学」の権威として敬わないといけないのかもしれません。
 とりあえず、1930年代のアメリカに「萌え」という概念があったのか、を追求する学問ではないようです。
 というか「萌え声」ということだと、単に可愛い声だけを意味するわけではないのでは。
 ハッピー・ピアノ・ガールズとローズ・マーフィについては、誰か詳しい方お願いします。

 オリジナル単語では「萌え起こし」もありますね。
 これはどうだろう、と思ってググッたら、あった。
 「萌えによる地域活性化(町おこし・村おこし)」という意味だとか。なるほど。
 私が意図した本来の意味と違う!と表明してみてはどうでしょうか。
 「萌え考古学者」の意見なら、誰か聞いてくれるかも……。

 あと文字には起こしてませんが、CM明けのコールとかを可愛い声っぽくやることが。
 小林摩耶はいいんですけど、唐沢俊一は……。
 唐沢先生の萌え声が聞けるのはブジオだけ!(?)

怠慢で大人気ない「ツン盗れの大王」という「唐沢俊一」は何様か

 「数々の追討記事は、私なりの、故人に対する、ツン表現なんである」

 一つ前のエントリーに関連して、『週刊新潮2月18日号』買ってきました。
 一応、礼儀として。
 とりあえず唐沢俊一のコメントでは、「日常生活を犠牲にしても彼女の作品を買いに走ったりするファンのことです」という釘宮病の説明がちょっと違うのではないかと。
 あと、記事の中に「ツンデレ」の説明がないけど、説明なしでいいほど浸透してるの?とか。特に週刊新潮の購買層には。

 「釘宮病」については以下をご覧下さい。
 はてなキーワード→http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C5%A3%B5%DC%C9%C2
 アンサイクロペディア→http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E9%87%98%E5%AE%AE%E7%97%85
 ニコニコ大百科→http://dic.nicovideo.jp/a/%E9%87%98%E5%AE%AE%E7%97%85
 はてなキーワードの広告がおかしい。

 ちなみにWikipediaだと「釘宮理恵」の項に、

 釘宮理恵の熱烈なファンや彼らの挙動は“釘宮病”と呼ばれている。これは、釘宮理恵への(しばしば度を越した)支持を表すネットスラングである[7]。
 ※[7]は脚注番号。ここでは省略します。

 とあるだけ。
 唐沢俊一は何を基にして説明したんだろう。
 脳内ソース?

唐沢俊一の語る「ツンデレ」

 『週刊新潮2月18日号』の「台湾で大人気「ツンデレの女王」という「釘宮理恵」は何者か」という記事に唐沢俊一がコメントを寄せているということなんですが。
 唐沢俊一検証blogの2010年2月10日「うるさいうるさいうるさい!」という記事を読んでいて、気になったことがあります。
 kensyouhanさんからNさんへの返信の中にある、「いかに唐沢俊一といえど「ツンデレ」の概念は理解していると信じたいですが」という箇所。

 唐沢俊一は「ツンデレ」を理解しているのかどうか。
 そういえば昔、ラジオでツンデレについて語っていたなぁと思い出し、発掘してきました。
 「金曜ブジオ!唐沢俊一の私のまわりは鬼ばかり」を録音したMD。
 放送は2005年10月から2006年3月にかけてです。
 ああ、この頃は唐沢俊一ってそれなりの人物だと信じていたなぁ……(遠い目)。
 まぁそのおかげ(せい?)で、今こうして改めてチェックすることができるんですけどね。

 ツンデレについて語っているのは2006年2月3日放送の第18回。
 ゲストはコスプレイヤーの声と声優の児玉さとみ(肩書きは番組の紹介による)。
 テーマは「萌え」と「ツンデレ」です。
 「萌え」はとりあえず置いておいて、「ツンデレ」だけ見ていきましょう。
 ここに出てくる「小林」は、一緒に番組をやっていたTBSアナウンサー(当時)の小林麻耶さんです。

唐沢「(前略)今のオタクというものを、象徴するというかですね、代表する言葉っていうのが一つは『萌え』、それからもう一つ『ツンデレ』っていうのがあるんですね」

唐沢「今やですね、日本経済を動かすのは萌えとツンデレではないかと。言われてるくらいのですね、この二つの要素、ファクターをですね、ちょっと今回は深めて、大人風に(※)」
小林「考えていきましょうか」
唐沢「はい、考えていくつもりでございます」
※第15回(2006年1月13日放送)で「2006年は2005年と違って大人な雰囲気でやっていこう」という旨の発言があったことを受けてのセリフ。

唐沢「今日もコメントいっぱい頂いてますけれども、今日はちょっとサクサクいきます。ん、『いち(数拍の間※)コメントなんか読んでる暇なんか、ないんだからっ』っていう風に、これちょっとツンデレっぽいんですけど」
※いちいち、と言おうとして噛んだ?

唐沢「(前略)いわゆるしっかりとした女の子に叱られたい。でも本当は僕のことを好きであって欲しいんだけれども、それを僕を甘やかさないで、かえって叱ってくれる、強いお姉さんが」
小林「欲しいと」
唐沢「欲しい。あるいは強い妹でもいい。お兄ちゃん何やってるの、みたいな形のことで、誰かに、あのー、妹に常にね、何ていうか指示された、妹コントロールって言われてるんですけども」
小林「(笑)」
声「いもコンだ」
唐沢「いもコン。はい。敵に渡すな大事ないもコン。そんな感じでいるというのがあって、これをツンデレって称します。萌えのある程度対極にある概念ですね」
小林「対極にありますねぇ」
唐沢「対極にあります。だからツンっていうのは、普段、何ていうか、厳しい言葉でもって、」
小林「ツンとしてるってことですか」
唐沢「ツンとしてる。あなたなんかのこと別に気にしてるわけじゃないのよ、みたいな形のことあるんだけれども、それでもまぁ、二人きりになったときに、でも本当は、心と心が通い合っていて、デレッとなっちゃうっていうので、ツンデレ」
小林「なるほどね~」

唐沢「(前略)ツンデレというのも、要するに女の子のコロッと変わる二面性っていうのかな、まぁ女性って大体そうだと思うんだけれども、必ずしも本心を全部そのまま表に出してるわけじゃないんですよね。そういうのってよほど気を許してないと出さない。むしろできる女性ほど、社会に出ると『女としてバカにされたくない』みたいなところがあって、顔を30度ぐらい上に向けてですね、ツンッという形で行く、これをツンッですよね」
小林「なるほどね。そのツンデレっていうのは、いつ頃から始まったものなんですか?」
唐沢「これは新しいですよね?」
児玉「単語として多分確立したのは、そんなに古くはないんですが」
小林「萌えとどっちが」
唐沢「あ、萌えの方が古いです」
小林「古いんですか」
唐沢「はい。で、その萌えというのが、どんどんと、まぁいわゆるオタクのですね、基礎教養と言うかですね、広まった末に、でも萌えだけじゃねぇだろうと」
小林「(笑)」
声「あー」
唐沢「オレ萌えよりも、どっちかというと厳しい女の子の方が好きっていうのがあって、そういうの何ていうかっていうのはネットの中でですね、」
小林「あー生まれた言葉なんですね」
唐沢「うん。でも厳しいだけじゃまた嫌なんだよと、オタクって贅沢ですからね」
小林「(笑)」
声「(笑)贅沢者ー」
唐沢「そう、それで、二人っきりのときには、デレッとしてほしいと。あの強い女性が、僕と二人きりだけには、優しくデレッとするのがいいなー、っという、まぁ、何て言うんですかねぇ、説明して途中で嫌になってきました(笑)」

唐沢「はい、まぁ、今、萌えとかねぇ、ツンデレって本当に色々なところにあって、まぁ僕も、いろんなラジオとかテレビで、『それについて説明をして下さい』とかっていう風に言われるんだけど、これ困るんですよホントに。今、説明をしたので大体だけども、でも、何か普通のところの中に、『あ、これって萌え』『これってツンデレ』っていう要素がある、みたいな形でもってですね、メイド喫茶なんていうのは、大体、見ると萌えー、っていう形になるかもしれないけれども、でも、メイドにちょっとツンとして欲しいっていう、そういうね、趣味の人があって、この店は大体萌え系のメイドさんがいっぱい揃ってる、この店はどっちかというとツンデレ系である、っていうようなですね、そういうのがあって、中野貴雄監督なんていうのは、絶対にツンでなきゃ嫌だ、って言ってますね。デレはいらないっていう形で」
小林「ツン派なんですかね」
唐沢「マティーニの中に、ジンとね、それからベルモット、どれぐらいのブルー(分量?)で混ぜるかみたいな形で、皆個人個人の中に、好みでもって、ツンの中にデレがどれだけ混じってなきゃいけないか、こないだもその話になってですね、」
小林「先生、ちなみに」
唐沢「はい。えーと僕は8:2ぐらいですかね」
小林「(笑)どっちがですか」
唐沢「ツンツンツンツン、デレ、ツンツンツンツンぐらいな、ところでもって(聞き取れず)」
小林「(笑)じゃツン多めですね」
唐沢「あ、ツン多めですねー」
小林「じゃあこれからそういきます私」
唐沢「ああそうですかー(笑)。あのでも、前に摩耶がすごくデレの声で、『せんせ~ぃ、あの~ぅ、スーパージャイアンツって何ですかぁ、教えて下さいよ~ぅ』って言って、僕が『教えてあげない』って言うと『はいっ、じゃあ次のコーナーは』っていうね、あれがツンデレの、もう、極地ですね」
小林「あ、やってたこともあるんですね、私もツンデレを」
唐沢「そうですよ、無意識のうちにやっているわけです、はい」
小林「はい」
唐沢「声ちゃんの声が無意識な萌え声であるのと同じように、誰の中にもツンデレはあると、いうことでございますね。(後略)」

※できるだけ元の形を崩さないようにしましたが、「えー」とか「あのー」とかの部分は省略するなど、読みやすいように一部書き換えています。

 ごめんなさい、すごい多いっすね……。
 でも、ツンデレについて語ってるのは多分これで全部だと思います。

 これを見る限り……どうもいまいち理解してないんじゃないかなぁという気が。
 さすがにツンデレ自体の(当時の?)定義は分かっているみたいですが(普段はツンとしてるが、二人きりになるとデレッとなる)。
 でも「ツンデレが萌えの対極」とか言ってるとこ見るとなぁ。
 そもそもゲストが「萌え担当の声」「ツンデレ担当の児島さとみ」ということなんですよね。
 つまり、詳しい人とかではなく、それっぽい声の人を呼んできたということで……。
 何か雰囲気は分かるけど深くは……という感じが。
 あれ、それっていつものパターンか?

 まぁ、この回は当時もおかしいな、とは思ってました。というのも思い出しました。
 でも若くないししょうがないか、くらいの気持ちでしたが。
 あと「妹コントロール」とか気になるんですけど、もう疲れたのでこの辺で。
 「敵に渡すな大事ないもコン」って鉄人28号だよな、とだけ。
 ああ、こんなことしてる間に当時書かれた感想が出てきてる(検証blogのコメント欄)。


 関連 怠慢で大人気ない「ツン盗れの大王」という「唐沢俊一」は何様か
     唐沢俊一が語る「萌え」

パクリ!?

※注意※
この記事の中に出てくるマンガのオチについてネタバレがあります。未読の人は気をつけてください。


 唐沢俊一氏に関して面白いことがありました。
 まず『週刊新潮』1月24日号「21世紀を憂える戯曲集」という特集の「ベルばら池田理代子の聖徳太子マンガに盗作騒動」という記事。
 池田理代子が山岸凉子の『日出処の天子』を批判しているわりに、自分の作品『聖徳太子』がそれに似ている箇所が多い、という内容なんですが、その後に「漫画に詳しいコラムニスト」として氏のコメントが載っています。

「私も『聖徳太子』を見た当初、こりゃ似てるぞ、と思いました。けれど、漫画の歴史は盗作、パクリの系譜でもありましてね。漫画を描く時には大量の情報が必要なので、あらゆるものからネタを引っ張ってくるのが当然。節操なく何でも取り入れる闇雲さで進化してきたのが漫画であり、漫画の魅力なのです。池田さんも嫉妬を隠し、違和感などと言ったから拙かった。オマージュ(敬意)と言っておけばよかったんですよ」

 ご存知のように、唐沢氏は自身も半年ほど前に盗作騒動を起こしています。しかもこの記事の末尾は、

「無論、それでパクリが正当化されはしないけれど。」

 となっています。
 この記事に対しては「お前が言うな」とか「新潮何考えてオファーしたんだ」とか「新潮皮肉か?」とか「筆者の意図とは異なるところで楽しめるトンデモ記事ですね」とか「唐沢さんも嫉妬を隠し、無断引用などと言ったから拙かった」とかしつこくいくらでもつっこめそうです。

 この記事だけでも十分面白いんですが、さらに面白いのは『コミックビーム』2月号掲載の唐沢なをき『まんが極道』第22話「パクリ!!」。
 弟の作品です。
 パクリマンガばかり描く漫画家の話で、パクリを騒いでるのはマニアだけで一般には受け入れられているという内容。
 雑誌の売り上げが落ちてるからとにかく話題を作ろう、という編集部は本当にありそうですが、まあそれはそれとして。
 この中で騒いでるマニアたちに意見を言う人がいるんですが、そのセリフの一部に、

「漫画というものはね
 もともとパクリが
 容認されてきた
 メディアなのだ」


 というものがあります。
 発売日から考えてどちらかがどちらかを、というか兄が弟をパクったってことはないでしょうが(そもそもこの意見は目新しいものではないし)、兄弟でなんという西手新九郎。

 ところで、このマニアたちに意見する人、マンガではこの後「なんか不愉快だ」とボコボコにされるんですが、役回り的には唐沢俊一氏と同じですよね。
 どう考えても同じ状況に……。
 それからマンガのオチは、この漫画家は一生パクリマンガを描き続けて98歳まで生きた、っていうものなんですが……なんかこれと同じことになりそうな気がするんですけど、大丈夫でしょうか。

 と、いうわけで、兄の身を暗示る弟の図、でした。

「初音ミク」ジャスラック登録騒動

 ジャスラック登録も変更されて、書いてるうちに収束してそうですが。


※注意※
法律や著作権について、さらに言うと初音ミクなどについても別段詳しいわけではないので、以下の文章には間違いがあるかもしれません。おかしいところを見つけた方は、是非教えて下さい。



 今回の騒動で一番面白いのは、「楽器」であるはずの初音ミクがアーティストとして登録されたところですよね。
 重要なのは「初音ミクは楽器であり、人ではない」こと。
 つまり「初音ミクに著作権はない」のです。

 著作権が人権の一部、つまり「人間だけが持っている権利」だということは明白です。
 例えば、「道端に落ちている石」は、その段階では誰のものでもありません(土地所有者がいる場合はその人のものかもしれませんが)。しかし、その石と全く同じ形の石を、ある人が一から彫って作った場合、(価値は別として)それはその人の「作品」ということになり、著作権が発生するはずです。

 著作権という考えがなかった時代、作者とは関係ないところで作品や二次商品が販売され、販売者は儲かっているのに作者は貧乏ということがありました。
 そもそもはそういう状況を改善し、作者に正当な対価を支払おう、ということから生まれたのが著作権の概念であったはずです。
 つまり、著作権は「人間が作ったもの」に関する「人間社会での取り決め」であり、「人間でないもの」には適応されません。

 初音ミクの場合、彼女はあくまで「楽器」であり、人間ではありません。人権の一部である著作権を持つ資格がないのです。
 したがって、本来、初音ミクが著作者になるというのは異常なことです。たとえなったとしても、「初音ミクは」著作権を主張できません(自律機能などを持ってないので、そもそも不可能です)。
 これでは、初音ミクが著作者になっている作品を勝手に使用されても、対価を要求できないということになってしまいます。

 作品を作るのはあくまでも人間です。音楽作品を作るときに楽器を使用することはありますが、そのことで楽器が作品を作ったことにはなりません。
 今回の場合も、ikaさん(IKA_MO? どっちが正式な表記なんでしょうか)というきちんとした人間の作者がいるわけですから、作者名をその名前に変更するのは当然です。
 そうしないと作者に対価は支払われません。というか、存在しない権利をもとにしているわけですから、対価をとる、あるいは要求すると犯罪になるかもしれません(ましてこの場合は第三者です)。

 ところで、初音ミクは人間ではありませんが、キャラクターとして明確に存在しています。16歳、158cm、42kgという公式プロフィールもあります。性別は女なので、三人称は「彼女」。
 今回の騒動では、こういう「架空の人物」の権利を認めるか、という問題もあったのではないかと思います。

 「架空の人物が歌う歌」といえば、やはりアニメキャラクターが歌う歌が思いおこされます。
 J-WID(ジャスラック管理作品を検索できる)で調べてみたところ、例えば『デッド・ラインダンス、デス』は著作者が橋本由香利、アーティストが1 井上麻里奈、2 野中藍、3 小林ゆう、4 新谷良子、5 沢城みゆき、6 後藤邑子、7 松来未祐、8 真田アサミ、9 谷井あすか、となっています。
 また、『ROMANTIC SUMMER』は著作者が桃井はるこ、アーティストが1 桃井はるこ、2 野川さくら、3 SUN&LUNAR、4 瀬戸燦、5 江戸前留奈となっていて、『ありのままでLOVIN’U 』では著作者がYUPA、アーティストが1 レ・ミィ 、2 コトナ・エレガンスとなっています。

 とりあえず声優名義のみ、キャラクター名義と声優名義の併記、キャラクター名義のみの例を一つずつ挙げてみましたが、キャラクター名義のみでも、別に「架空の人物」の権利を認めているわけではないでしょう。
 「アニメキャラクター」の場合、実際に歌っているのは声優です。普通、一キャラ一声優であるため(もちろん例外はあります。また、リメイク作品などで変更されることもあるので、あくまでその時点で、ということです)、キャラクター=声優となり、キャラクター名で登録しても問題ないのだと思います(あるいは声優の別名として、ペンネームのような扱いになっているのかもしれません)。

 では初音ミクはどうかというと、確かに「藤田咲」という声優の声をもとにしています。
 しかし、もとにしただけで、やはり藤田さんと初音ミクは声優とアニメキャラクターのような関係ではありません。
 キャラソンなどの場合、歌っているのはそのキャラクターを演じている声優ですが、「初音ミク」の場合は、歌っているのは初音ミクで、藤田さんではないからです。
 やはり初音ミクは楽器以外の何者でもないのです。人の声を使って音階と歌詞を表せる、新しいタイプの楽器です。
 認識不足(あるいは思慮不足)で、数日間とはいえ楽器に著作権を認めてしまったのは、ジャスラックの大失態といえるかもしれません(というか、登録に関してはいちいちチェックしてないんでしょうか……)。


テーマ : 初音ミク
ジャンル : 音楽

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Author:田中
アニメ最貧国・秋田在住。視聴環境は主に衛星とソフト。
百合とか咲-Saki-とかガルパンとかプリキュアとか特撮とか。

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