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パクリ!?

※注意※
この記事の中に出てくるマンガのオチについてネタバレがあります。未読の人は気をつけてください。


 唐沢俊一氏に関して面白いことがありました。
 まず『週刊新潮』1月24日号「21世紀を憂える戯曲集」という特集の「ベルばら池田理代子の聖徳太子マンガに盗作騒動」という記事。
 池田理代子が山岸凉子の『日出処の天子』を批判しているわりに、自分の作品『聖徳太子』がそれに似ている箇所が多い、という内容なんですが、その後に「漫画に詳しいコラムニスト」として氏のコメントが載っています。

「私も『聖徳太子』を見た当初、こりゃ似てるぞ、と思いました。けれど、漫画の歴史は盗作、パクリの系譜でもありましてね。漫画を描く時には大量の情報が必要なので、あらゆるものからネタを引っ張ってくるのが当然。節操なく何でも取り入れる闇雲さで進化してきたのが漫画であり、漫画の魅力なのです。池田さんも嫉妬を隠し、違和感などと言ったから拙かった。オマージュ(敬意)と言っておけばよかったんですよ」

 ご存知のように、唐沢氏は自身も半年ほど前に盗作騒動を起こしています。しかもこの記事の末尾は、

「無論、それでパクリが正当化されはしないけれど。」

 となっています。
 この記事に対しては「お前が言うな」とか「新潮何考えてオファーしたんだ」とか「新潮皮肉か?」とか「筆者の意図とは異なるところで楽しめるトンデモ記事ですね」とか「唐沢さんも嫉妬を隠し、無断引用などと言ったから拙かった」とかしつこくいくらでもつっこめそうです。

 この記事だけでも十分面白いんですが、さらに面白いのは『コミックビーム』2月号掲載の唐沢なをき『まんが極道』第22話「パクリ!!」。
 弟の作品です。
 パクリマンガばかり描く漫画家の話で、パクリを騒いでるのはマニアだけで一般には受け入れられているという内容。
 雑誌の売り上げが落ちてるからとにかく話題を作ろう、という編集部は本当にありそうですが、まあそれはそれとして。
 この中で騒いでるマニアたちに意見を言う人がいるんですが、そのセリフの一部に、

「漫画というものはね
 もともとパクリが
 容認されてきた
 メディアなのだ」


 というものがあります。
 発売日から考えてどちらかがどちらかを、というか兄が弟をパクったってことはないでしょうが(そもそもこの意見は目新しいものではないし)、兄弟でなんという西手新九郎。

 ところで、このマニアたちに意見する人、マンガではこの後「なんか不愉快だ」とボコボコにされるんですが、役回り的には唐沢俊一氏と同じですよね。
 どう考えても同じ状況に……。
 それからマンガのオチは、この漫画家は一生パクリマンガを描き続けて98歳まで生きた、っていうものなんですが……なんかこれと同じことになりそうな気がするんですけど、大丈夫でしょうか。

 と、いうわけで、兄の身を暗示る弟の図、でした。

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Author:田中
アニメ最貧国・秋田在住。視聴環境は主に衛星とソフト。
百合とか咲-Saki-とかガルパンとかプリキュアとか特撮とか。

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